凱旋門が包装される=仏
建物や風景を丸ごとラッピングして作品にする芸術家のジャンヌ=クロード、クリスト夫妻(すでにどちらも死去)の念願のプロジェクトだった、包装された凱旋門(L'Arc de triomphe empaqueté)の公開が今日から始まった。
2021年9月18日(土)から10月3日(日)まで開催されるこのイベントでは、25,000平方メートルのポリプロピレン製の布と、3,000メートルの赤いロープを使って包装された凱旋門を見ることができる。
凱旋門の周りのラウンドアバウトは通行止めにしており、道路に入って凱旋門をゆっくり見ることができる。ただし、入場するには衛生パスの提示が必要となる。
初日ということもあってか、多くの人が凱旋門を見に来ていた。見た限りではヨーロッパ系が多く、アジア系はまだ少ないように感じた。テレビ局の取材が何社か来ていたようである。
バスで行く方が近いのだが、交通規制で迂回してしまうため、メトロのFranklin・D・Roosevelt駅から凱旋門まで10分ほど歩いていく必要があった。
参考資料
・paris-arc-de-triomphe.fr HPより
http://www.paris-arc-de-triomphe.fr/Actualites/L-Arc-de-triomphe-wrapped-Paris-1961-2021
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