【超簡単】ミールワームの飼育方法を徹底解説
ミールワームは、飼育難易度が恐ろしく低く、しかも生命力が非常に強いため、初心者でも気軽に始められる生き餌です。高タンパクで嗜好性が高いので、観賞魚・爬虫類・両生類・小動物など、さまざまなペットの餌として重宝します。
本記事では、基本的な飼育方法はもちろん、ダニ発生時の対策や便利なケース選びについて詳しく解説します!
1. ミールワームとは
ミールワームは、甲虫の一種「チャイロコメノゴミムシダマシ」の幼虫です。
卵 → 幼虫→ サナギ→ 成虫という完全変態をします。

2. 必要なもの
◆ 幼虫用ケース
- 成虫以外のステージ(幼虫・サナギ)なら、収納ケースのようなものでOK。
- 例えば、無印良品「やわらかポリエチレンケース・小」が使いやすいサイズです。
- 幼虫の回収時期ごとにケースを分けて管理します。
◆ 繁殖用ケース
- 幼虫の大きさを揃えるためには、成虫を分離して管理する必要があります。
- 水切り用のザルが付いた「ライフコーポレーション ナカヤ化学 しっかりパックT」などがおすすめ。
- ザル部分に成虫を入れて、底のふすまに産み付けられた卵や幼虫は下の容器に溜まります。
- 卵の回収は2週間おきが目安です。
- 過密飼育しすぎると、成虫が臭い匂いを出します。
◆ 床材・餌(ふすま)
- ふすまを2cm程度の厚みで敷きます。
- ミールワームの主なエサにもなるため、ふすまだけでも飼育可能。
◆ 水分補給用の野菜くず
- 2〜3日おきに少量のニンジンやジャガイモなどを入れてあげましょう。
- 過剰に入れるとカビやダニの原因になるので注意。
3. 飼育方法

① 床材を敷く
ケースやトレイの底にふすまを2cmほど敷き詰めます。
② ミールワームを投入
購入したミールワームを床材の上に放し、フタがある場合は穴あけ加工するなどして通気を確保します。
③ 野菜くずで水分補給
- 2〜3日ごとに少量の野菜くずを与えます。
- カビやダニ発生防止のため、様子を見ながら量を調整してください。
④ 温度管理
- 室温が25℃前後になる場所で管理すると成長が安定します。よほど寒くなければ問題ありません。
⑤ サナギ・成虫の管理
- 幼虫期(3〜4ヶ月)が終わると、5〜7日ほどでサナギから成虫に変化します。
- 成虫(1〜3ヶ月)は卵を産むため、効率的に繁殖させたい場合は幼虫と分離してください。
- 先述のザル付きケースなどで成虫と幼虫を分離することで、卵や幼虫を確実に回収できます。
4. ダニが発生したら?
◆ ダニ発生の原因
- 湿度が60%以上になると、コナダニが発生しやすくなります。
- 梅雨時期や秋口は特に注意。
- しかもダニは急速に増殖するため、ケースのフタや壁面を埋め尽くすほどになってから気づくことが多いです。
◆ 対策①:とにかく乾燥させる
- 水分源となる野菜くずの投入を中止し、湿度40%以下で管理してください。
- 1週間ほど強制的に乾燥させると、ダニはほとんど駆逐できます。
- ミールワーム自体は非常に強いため、相当乾燥させても問題なく生き延びます。
◆ 対策②:ファンなどで強制乾燥
- 梅雨時期など、自然に湿度を下げるのが難しい時は、ファンの風をケースに当てるのも有効です。
- 風通しを良くして、ケース内部の湿度を下げましょう。
5. 脱皮殻やフンが溜まったら?【掃除のコツ】
ミールワームは成長に伴って何度も脱皮し、その脱皮殻(抜け殻)がふすまの表面に溜まっていきます。また、ふすまを食べ終わった後に出るフンも粉状で溜まっていくため、定期的な掃除が必要です。
ミールワーム自体は丈夫ですが、清潔な環境を保つことでダニやカビの発生リスクを下げられます。脱皮殻とフンの除去は同時に行うと効率的です。
◆ 脱皮殻の掃除方法
- 静電気で取るモップを使用
- 小規模飼育なら、静電気モップでケース内に軽く当てるだけでも、脱皮殻をサッと取り除けます。
- 大量飼育には掃除機がオススメ
- 掃除機で一気に吸い取ると効率的です。
- うっかりミールワームまで吸い込まないように注意してください。
◆ フンの掃除方法
- タイミング
- 幼虫が小さいうちはフンと幼虫を分離するのが難しいので、サイズが10mmを超えて「ふすまがほぼ無くなった」タイミングで掃除します。
- 掃除の仕方
- 網目の細かいふるいを使い、ミールワームと粉状のフンを分離します。
- ミールワームをふるいの上で揺らし、底に落ちた粉状のフンは別途廃棄(または植物の肥料として活用)します。
6. ミールワームの成長サイクルまとめ
ステージ | 期間 |
---|---|
卵 | 約4〜6日 |
幼虫 | 約3〜4ヶ月 |
サナギ | 約5〜7日 |
成虫 | 約1〜3ヶ月 |
上手に管理すれば、サイズ別の幼虫が揃うのが自家繁殖の魅力です。



7. まとめ
ミールワームは高タンパクで多くのペットが好む生餌ですが、何より飼育の手軽さが魅力です。床材(ふすま)を入れておくだけで、こまめなお世話はほとんど不要。
ただし、ダニ対策だけは心得ておくと、より快適な飼育ができます。ダニの発生を防ぐポイントは「湿度管理」。それさえ気をつければ、ミールワーム飼育はとっても簡単です。
ぜひ本記事を参考に、ミールワームの飼育・繁殖を楽しんでみてください!
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