MagSafe対応iPhoneの撮影用グリップを作った

 写真  784

スマホの撮影用グリップは自撮り棒からジンバルまで色々な種類が販売されている。自撮り棒はダサいし、ジンバルは大きくて普段持ち運ぶ気になれないので今まで特に使っていなかったのだが、今回iPhone14Proの購入をきっかけに、自分好みの撮影用グリップを既存の製品を組み合わせて作ることにした。

<条件>

・MagSafeで着脱できる
 → 個人的な好み。固定力は落ちるが、取り付けの手間が無くなる。

・iPhoneの取り付け角度を調整できる
 → 持ち手から少し角度がついている方が撮影しやすい。

・三脚に接続できる
 → グリップごと三脚に固定できる方が便利。

・ショルダーバッグに入る
 → いつも持ち歩ける前提なので、外出時に必ず持ち出すバッグにも入るサイズとした。iPadMini6もギリギリ入るラコステのショルダーバッグを使っているが、縦22cmが限界。

<購入したもの>

・iPhoneマウント:Moment Tripod Mount for Magsafe
 → 縦向きと横向き用の2種類があるが、自由雲台を使うので、横向き用の短いタイプを選んだ。コールドシューマウントが付属しているので、LEDライトやマイクを接続可能だが、なるべくコンパクトにしたいので今回は外した。

・moment公式ショッピングサイト
https://www.shopmoment.com/products/moment-pro-tripod-mount-for-magsafe/pro-landscape-only

・縦向き用はamazon.co.jpでも取り扱いがある。(2022年10月19日時点)

・自由雲台:Cullmann CROSS CB2.7
 → とにかくコンパクトなものを選んだ。基本的にカメラが載せられるような雲台ばかりなので耐荷重は全く気にする必要はない。2種類購入したが、Cullmann CROSS CB2.7の品質が良く、操作感が良かった。

Cullmann CROSS CB2.7
Cullmann CB2.7の前に購入したARTCISE CB19と比較。サイズも重量もほぼ同じだが、Cullmannの方がツマミが大きく微調整がしやすい。

日本だと入手困難なのだが、KINGブランドの製品などで代用出来る。

・グリップ:Shoulderpod H1
 → 木製でデザインが良く、大きさもちょうど良いShoulderpodの製品を選んだ。

勿体無いが、スマホを固定するクランプは不要になる。もしヨーロッパ在住であれば、公式HPからグリップ部分単体でも購入できる。

<実際に組み合わせた様子>

コールドシューを装着した方がカッコイイのだが、これはこれでシンプルで良い。
写真だと少し長く見えるが縦は22cmで何とか許容範囲内だ。雲台を少し曲げれば全く問題ない。
iPhone14Proに装着。Shoulderpodのグリップを2つ購入していたので、Profoto C1 Plusにも取り付けた。
Shoulderpodのハンドルグリップの下部には三脚穴があるので、そのまま三脚にも取り付けられる。

<参考価格(2022年10月19日ネット調べ)>

・Moment Tripod Mount:15,000 円
・KingボールヘッドS :1,200円
・Shoulderpod S2 :6,000円
合計:22,300円!!

高すぎるっ・・・!!
完全に自己満足の世界だが、事前に設定した条件は全てクリアしているので、今のところ不満は無い。しばらく使ってみて、もし何か不満が出てきたら追記したい。



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