Profoto Clic Softbox Octa + C1 Plusを試す【iPhone14Pro】

 写真  458

 iPhone14Proでのフラッシュ撮影を極めるべく、新たな製品を購入した。

ProfotoのClic Softbox Octa(ソフトボックス)

 このソフトボックスは、以前の記事で紹介したC1 Plusに取り付けて使うことが出来る。公式には使えるとは書いてないのだが、マグネットで脱着可能な同じClicシリーズの製品なので取り付けは可能だ。

 C1 Plusはコンパクトでどこでも持ち運べるフラッシュなんだけれど、直接対象に光を当てると小さな光源になって、影が強くなって硬めの写真になってしまうというデメリットがある。出力が小さいので、天井や壁反射を使って大きな光源にするのは厳しい。そこで、このソフトボックスを利用して大きな光源にすることで、C1 Plusでも柔らかい表現が可能になる。

ライトスタンド

 ソフトボックスを取り付けるために必要なライトスタンドは、K&F製のスタンド2本セットを購入した。

 なぜ2本セットを購入したのかと言うと、iPhone用の三脚として使うためである。iPhone14ProのRaw48MPで撮影すると、どうしても少しブレるので三脚が必要だ。しかし、一眼レフとかミラーレス用の三脚だとオーバースペック過ぎるので悩んでいたところ、これは普通の三脚よりコンパクトだし、対荷重4kgまで大丈夫なので、iPhoneの三脚としてもピッタリではないだろうかと思った。

ライト取り付け部の先端にカメラ固定用の1/4インチネジ(細ネジ)がついている。
iPhoneSE(2世代)を取り付けた様子。
Profoto C1 Plus + 製グリップを取り付けた様子。
Profoto Clic Softbox Octaを取り付けた様子。

作例

 最後に、Profoto Clic Softbox Octa + C1 Plusでの作例を紹介する。使用したカメラはiPhone14Proの3xレンズ。フラッシュありの方は、Profoto Cameraアプリを使ってオートで撮影。定常光の方は、C1 Plusの定常光モードを最大出力にしてHalide Mark IIで撮影した。純正のカメラアプリで撮影しようと思っていたのだが、暗いせいか3xレンズ(77mm)にならず1xレンズ(24mm)のクロップになってしまうので諦めた。77mmでブツ撮りする時はサードパーティのカメラアプリが必須だと思う。

 フラッシュ撮影にした方がいい感じに対象が際立つのだけれど、ノイズがかなり多いのが残念である。Profoto Cameraアプリが改良されると良いのだが。

 フラッシュ撮影は楽しいね。



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